2023年夏に、ハートマス社は、スマホ・タブレット用の新型センサーを発売しました。
それが「インナーバランスCoherencePlusセンサー」です。
この新型センサーは、iOS/Androidの両対応であり、またBluetooth/USB-Cも両対応となっています。
また、専門的な話になりますが、センサーの精度であるサンプリング周波数も、これまでの4倍(125→500Hz)になっています。
これに伴い、これまでのBluetooth版と有線版(LightningとUSB-C)は製造中止となり、今後、このコヒーレンスPlusセンサーに一本化されました。
便利にはなりますが、価格も上がっています。
この新センサーの発売に合わせて、ハートマス社では、スマホ・タブレット用の新型アプリであるHeartmath Appをリリースしました。
新センサーの購入者は、このアプリの生涯利用権(無制限サブスクリプション)が無料でついてきます。
また、これまでのスマホセンサーをお持ちの方は、有料でサブスクリプションできます。
ここからが本題です。
それでは新センサーを購入した人は、新たにリリースされたHeartmath Appを利用すべきでしょうか?
実はそうでもありません。
都度のセッション測定とデータ履歴は、むしろ既存のInner Balance Appのほうが見やすいくらいです。
Heartmath Appの特徴は、豊富な動画解説です。
心拍変動(HRV)の仕組みから、ハートマス呼吸法の解説、目的別のアドバイスなどが収録されています。
知識や理解を深めるコンテンツが盛りだくさんなのですが、もちろん全て英語での解説になります。
結局のところ、英語力がないと、Heartmath Appから学べることは多くないのです。
そして、そのくらい英語ができる人であれば、日本語マニュアルは必要ないのです。
この意味において、当社ではHeartmath appの日本語マニュアルを作成していませんでした。
しかし、問い合わせがあったので、解説することにしました。
Inner Balance Appにも、一部英語の情報コンテンツはありますが、メインは測定機能です。
英語が得意でない人でも、日本語マニュアルをみれば、センサーとアプリの設定と機能を使えるようになります。