活用体験記8

■Y.K.さん (50代男性・歯科医師)

私は歯科の開業医です。大学に約10年、開業して20年になります。

8年ぐらい前から歯科の病気のほとんどが、虫歯、歯周病、顎関節症を含め、発ガンさえもストレスに関係していると思うようになりました。病気のベースになっているのは免疫の状態であり、それが個人差になって現れているような気がします。

ちょうどその頃、新潟大学教授で、免疫で有名な安保先生のコラムが新聞に連載されているのを見て、その昔、大学で勉強していた免疫と違うぞ、これは勉強しなおさなければと思うようになりました。

「免疫不全のベースにはストレスがある」と安保先生は強調されて書いておられました。そこで、ストレスを勉強しようと思っていた矢先、ダビッド・S・シュレーベルの『フランス式「うつ」「ストレス」完全撃退法』という本がたまたま書店で目に付いて購入したのです。そしてそれが、ここ5年間のストレス、免疫、自律神経の勉強につながったのです。

ダビッド・S・シュレーベルの『フランス式「うつ」「ストレス」完全撃退法』に書いてあったのが、心臓を意識した呼吸法により「心臓のコヒーレンシー(*1)」を実現させるという方法です。それは、心臓を安定させる事で大脳辺縁系を安定させて、心と身体の安定を図るという方法でした。

その書籍にも紹介されていたコンピュータのソフトウェアを2年前からインターネットで探しに探していましたが、うまく見つかりませんでした。結局、アメリカから手に入れるしかないと思いながら、月日が流れ、オムロンに電話して尋ねたりもしました。

でも、今年になって6月ごろにインターネットでコヒーレンシーが引っかかり、日本でエムウェーブPCを販売しているウェブサイトをみつけ、早速、手に入れたのです。

実は、その半年前から『フランス式「うつ」「ストレス」完全撃退法』に、心臓のコヒーレンシーを実現させるやり方が書いてあったので、自己流で実践していました。

本で見るのとは違って、コンピュータですので、理解しやすく、面白いです。やってみると、すぐに、心臓のコヒーレンシーを達成でき、ゲームでも、虹が出て鹿が出て、ドルも一杯貯まり、これは今までの訓練が正解だったのだと思いました。

自分はあれだけ仕事が嫌いだったのに朝仕事をしようと自宅から出て行く時、やる気が出て、ワクワクしている自分がいます。

それでと思い、患者さんにもススメ、感謝されています。また、家族にも全員訓練させて、特に子供にはストレスがかかったときには、コヒーレンシーをするようにしています。

これは良いなと思います。今は、患者さんの治療に取り入れて、ストレス解消に役立てています。ゲームにもスーッと入っていけて、コンピュータでやると患者さんも分かりやすく、積極的にやってくれます。

長く通院されていたある患者さんは、仕事で強いストレスを受けていたことから、心療内科で治療を受けていたのですが、そのことを聞いていた私は、その患者さんにハートマスの呼吸法を推奨していました。

その患者さんは、ストレスのためにブリッジがはずれ、前歯のさし歯が外れたために通院されていたのですが、以前、仕事上のストレスが元で、いわゆる、 急性のストレス反応が起きて、心臓がバクバクしだして、救急室に運ばれたことがあったそうです。そのときに、ハートマスの呼吸法を行ったところ、その発作が収まったことがあったそうです。(*2)

後日、実際にエムウェーブPCをさせたら、感激していました。そして、コヒーレンシーのことが実感として分かったと喜んでいました。

携帯用のエムウェーブというのもあるとの事で今すごく興味を持っています。

■補足

(*1)<心臓のコヒーレンシー>という言葉は、『フランス式「うつ」「ストレス」完全撃退法』の中で日本語化されたもので、当社では、「コヒーレンス」もしくは「心拍一貫性」と呼んでいます。

(*2)恐らくパニック障害のことだと思います。『フランス式「うつ」「ストレス」完全撃退法』でも、著者は、エムウェーブPCを使うことで、パニック障害から解放された患者を紹介しています。

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