スポーツの活用例(3) テニス米国ジュニア

スポーツの活用例(3) テニス米国ジュニア

テニス/スポーツ心理カウンセラーからの報告

アンジェリカは、州免許をもつ心理カウンセラーであり、ペンシルバニア州にあるサダー心理スポーツセンターの責任者です。20年の臨床経験をふまえ、テニス選手へのスポーツ心理トレーニングを専門としています。また、アンジェリカは、2001年から、World Team Tennisに属するPhiladelphia Freedomsの公認スポーツ心理カウンセラーです。

私の知人のマイク・ケネディは、アメリカ大西洋中部地区ジュニアテニス協会において、プロとして通用するレベルのジュニア選手の育成を仕事にしていました。

マイクは、地区のジュニア選手達がリラックスしたり、集中できる能力を高めることで、競技力向上を支援できると考えていました。マイク自身、もともと競技志向でテニスに取り組んでいたので、自己制御の重要性を知っていましたし、ほとんどの選手が、自己制御を研ぎ澄ますスキルを身につけていないことを知っていたのです。

マイクが乗り越えなければいけなかった問題

マイクが乗り越えなければいけなかった問題は、忙しいテニス選手たちのスケジュールに、どうやって、このスキルを磨くためのトレーニングを提供するか、ということでした。そこで、私と相談して、マイクは、ある全国選抜テニス選手権会場において、選手達が、エムウェーブPCを知り、使うことができるようなプログラムを考案し、実行したのです。

私たちは、エムウェーブPCをインストールした数台のコンピュータをトーナメント会場に用意しました。そして、試合の合間に、選手達が自由に使うことができるようにしたのです。

選手達は、直ぐにコヒーレンス技法を習得しました。エムウェーブPCを用意してからしばらくすると、私やアシスタントからトレーニングを受けたい選手達の長い列ができたほどです。また、選手達はお互いにコヒーレンス技法を教えあったり、また、もともと競争するのが好きな選手たちなので、隣同士に座って、2台のコンピュータを使って競い始めました。例えば、どちらが100%グリーン(集中状態)を最初に達成するか、ゲームで高得点を出せるかなどです。草原ゲームでは、どちらが早く完成できるか、その残り時間を競うゲームを考案したりしたのでした。

草原ゲーム

多くの選手達が、その日のトーナメントで、このメンタルトレーニングが役に立ったとコメントしています。例えば、次のような声が集まったのです。

試合中でさえ、これで僕はリラックスできるよ

サーブするときに心配しなくなった

この呼吸テクニックが試合に勝たせてくれた

楽しんで試合ができた

マイクの進歩的思考もあり、このトレーニングは、 マイクが担当する8つの競技力向上トレーニングプログラムの1つに加えられ、コヒーレンス技法のワークショップが、数ヶ所の全国ジュニアテニス選手権会場で、提供されるようになっています。

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