Y.T.さん (男性・中学教師)の体験談

「教育効果を上げるためには、感情のコントロールが求められる。エムウェーブは、教師の資質向上に役に立つ」

————————————–

公立中学校で教務主任を務める教員です。教務主任は、教員のリーダーとして、校長の組織運営を具現化していく仕事です。その中で教員のモチベーションを高め、教員組織を生き生きとした組織にしていこうと日夜奮闘をしております。(*1)

教員の仕事は、表面上は勤務時間が設定されていますが、生身の人間を相手にしている関係で、個人情報を伴わないデスクワークは持ち帰り仕事となるか土日出勤となっている現状があります。

例えば、授業・部活動があるとデスクワークを行う時間はほとんどなく、平日の夜中か休日にしか時間をとることができないのです。また、会議の時間も自由には取ることができません。私も平均の睡眠時間は、4時間程度の毎日です。(*2)

このように過剰な職務負担が教員にかされており、多くの教員がストレス状態にあるといった現状です。そんな中、FFS理論という、ストレスが人のモチベーションや行動に大きな影響を及ぼすという理論を知りました。また、セリエによればストレスには活動のエネルギーを順調に引き出してくれるような良いストレスであるユーストレス(eustress)と悪いストレスであるディストレス(distress)があるということなので、ストレスをコントロールすることは出来ないのかと考えていました。

そんなとき、大学院の知人に、エムウェーブとコヒーレンス法を紹介されたので、自分のストレスをコントロールすることができるのではないかと感じ試してみることにしました。

現在、週に1~2回程度、エムウェーブを使っています。エムウェーブを使っていて変わったことは、仕事中のひらめきや記憶力が向上したこと、焦りや苛立ちなどのマイナスの感情をコントロールできるようになってきた事です。仕事が集中してしまうと部下への指示伝達もつっけんどんになったり、生徒への反応も冷たくなったりをしてしまうことがあり、これでは教育効果があがらないと感じていましたが、ストレスの高い状態にあっても、呼吸をコントロールすることで、平常心を保つことができるようになり、的確な行動ができるようになった気がします。(*3)

例えば、夏休みが近づいたある日、三者面談で普通教室が使えない状態にある期間の部活動の活動時間場所をどこにするかという問題が発生しました。多くの部活は大会や発表会を控え、出来る限り広い活動場所と時間がほしい状態のある中で、声の大きいある部活の顧問が好き放題に場所をとり、それに不満を抱える教員と険悪なムードがただよい爆発寸前の状態になったことがありました。このままの状態であれば、教育活動に影響が出てしまいます。教務主任としての責任もあり、教員間の思いを調整する必要がありました。

そんな時、エムウェーブを思い出して一呼吸入れて、対策を考え、当該の教員を集めて、それぞれの事情をオープンにするオフサイトミーティングを企画しました。ミーティング中も常に呼吸法を工夫し冷静に対応すると、こちらの誠意と客観性が伝わったのか、さっきまで険悪だったムードが、潮が引くように静まり、お互いの譲り合いによって、最もよい方法を導き出すことができました。(*4)

私は、フリーズフレーマーを使用して、教員のように自分の感情をコントロールすることが必要な仕事にはエムウェーブは欠かせないものと感じるようになりました。この様なものが現場に1つあれば、教員の資質向上にも貢献するのではないかと思います。(*5)
(*1)
H.T.さんは、中学校の教師でもあり、教師のモチベーションについての研究を行う研究者でもあります。モチベーションに影響を与えるものとして、もともとストレスについて、興味を持っていたそうです。

(*2)
一昔前は、教師というのは、あまり忙しい職業ではなかったように思われていましたが、最近ではそうではないようですね。4時間しか睡眠が取れないとは、民間企業でも、かなりきつい部類にはいるほうではないでしょうか?

(*3)
子供ほど、言葉そのものではなく、その言葉を発する時の、トーン、表情、ゼスチャーなどを敏感に感じ取ります。教育効果を上げるためには、やはり、どんな状況であっても、平常心を守って、的確な対応をしなければ、子供はついてこれないのかもしれません。

(*4)
この事例は、エムウェーブとコヒーレンス法のメリットを的確に説明しています。というのは、このように、少し険悪な状況になったときに、コヒーレンス法を実践して、コヒーレンス状態に入ると、面白いことが起こります。それは、自分が冷静になるだけでなく、相手も冷静になるのです。つまり、自分のコヒーレンスが、相手に伝わるのです。

ハートマス研究所の実験室での研究から、心拍リズムは、4メートル以内であれば、相手の脳波に影響を与えることがわかりました。つまり、自分の心拍リズムがカオス(混沌)であれば、それが相手の脳波に影響を与え、相手の感情もカオス的なもの、つまり、「怒り」「いらいら」「フラストレーション」「不安」になるというのです。

また反対に、自分の心拍リズムがコヒーレンスであれば、相手の感情は、「安心」「感謝」「いたわり」のようなものになることがあるそうです。100%科学的に実証されたものではありませんが、なかなか興味深いところです。

(*5)
最近、教師のメンタルヘルスがすごいことになっているそうです。2003年に、精神疾患により休職をした教師の数は、全国で3194名もいて、これは前年度に比べ、500名近くも増加したそうです。この体験談のように、長時間労働が当たり前となった上に、生徒と保護者からの要求、教師間の人間関係など、様々な問題を考えると、それも当たり前かもしれません。

感情のコントロールは、教育効果を高めるためにも、また同時に、自分のメンタルヘルスを守るためにも、教師に求められことと思いますエムウェーブは、感情のコントロールを効果的に支援するツールです。

関連記事

  1. T.E.さん(女性・カウンセラー)の体験談

  2. 従業員満足と生産性拡大の両方を達成させる

  3. イラク派遣兵はどうやって感情的混乱を乗り切ったか?(前半)

  4. Y.K.さん (男性・歯科医)の体験談

  5. アマチュア競技バドミントン選手(女性)の体験談

  6. 成功する株取引をもたらすソフトウェア